グレイテスト・ショーマンのDVDが、米国で発売された。反響のレビューが凄まじさを見て、情報の洪水とマーケティングについて考える。

4月10日に、米国でグレイテスト・ショーマンのDVD, Blu-rayが発売された。

現地のAmazonを見ていると、約20日間で1000件を超えるレビューが書き込まれている。
最初の10日間で、800件を超えていた。かなり待ち望んでいた人が多いんだと思う。
書き込まれたレビューを読んでいると、非常に熱狂的に受け入れられている。

印象的なのは、書き込むレビュアーの姿勢だ。
批評的に良い、悪いを分析している人はまず見られないようだ。
この映画が好きすぎて、書かずにはいられないという感じだ。

今までのミュージカルでベスト。
この10年で最高。
ミュージカルは嫌いだったが、それは過去のことと

こういうシンプルで、書かずにはいられない書き込みにとても好感を持つ。
というのも、SNSやニュースへの書き込みコメントを見ていると、無理にコメントしているように見えてくる。
これほどの自発的な書き込みと感じないものも多い。

情報量が非常に多い毎日だ。

情報に誘導されることが多く、それに反応することが日々の中心にさえなる。
ネットを見ていれば、興味のありそうなものがニュースにラインアップされる。
その間に巧みに広告も挟まれる。
ネットで買い物しようにも、最初の購買動機からどんどん遠ざかる感情が掻き立てられる。
2つ買ったほうが得ではないか?こちらも楽しそうではないか?クーポンがもらえるものは?ポイントがもらえるのは?ランキングの上位は???
そういうものに流され、自分の積極的な感情で行動している機会は少ない。
時間も多く奪われている。


私たちの時間も奪われているが、企業もそうではないだろうか?
作品や商品を良くするための時間に比べ、情報を巧みに操ることに時間とお金、労力を投資していないだろうか?

もちろん、この作品にも多大なマーケティング施策が実施されているだろう。
そして、通販サイトなどその流通にあたっては、上記のようなマーケティングツールが裏で稼働しているに違いない。

でも、シンプルなコメントには、広告にのせられた感は希薄だ。
商品や作品の良さこそがキーである、ということを思い出せさせてくれた。

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